議会報告 REPORT

川瀬委員

 私の方からは違法広告物の撤去の話と、今、小泉委員が言われました防犯の話を2点お聞きをさしていただきたいと思います。
 最初に違法広告物の撤去、屋外広告物関係費ということで、この撤去の件についてなんですけれども、街の中の美観を損ねるという、大変ある意味では目ざわりな違法の広告物。早く撤去してほしい、一掃してほしいというのが区民の皆さんのお気持ちではないのかなというふうに思うんですけれども、ここで過去5年間の違法広告物の撤去の実績を調べましたら、最近若干減少の傾向にあるのかなということもあったんですけれども、ここのところの撤去の実績、過去5年間ぐらいの比較、これが1点。もう一つは現在の撤去の体制、どういうふうになっているのか、この2点をまずお願いいたします。

 

環境防災部主幹

 まず体制のところから申し上げさせていただきます。
 まず違法広告物に関しましては、一つは委託撤去、業者委託というのがございますけれども、それが週2回ということでやらしていただいています。それから2月に1度ですけれども、関係機関、いわゆる警察、それからNTT、さらに東電、それから第五建設、国道、さらに区の中で土木部と事業団、 環境防災部と、そういうところで2カ月に1回合同撤去ということでやらさせていただいてございます。
 さらに、実はそれぞれ違法看板があるよというお電話を直接いただくことがございます。そういったときに、私どもの課がそのままそこへ赴きまして撤去をするということもございます。さらに地区協議会の中で、それぞれ運動の中でやっていただいている。大体その4つの体制でございます。
 それから、ここ数年の動きでございますけれども、私の持っている範囲で、平成8年からざっと総数だけ申し上げますと、平成8年が撤去の実績が9万2,000、それから9年が9万1,000、さらに10年が9万2,000、11年が8万2,000、12年が少し減りましたけれども7万4,000、そういう状況でございます。以上でございます。

 

川瀬委員

 今回14年度の予算の中に、緊急地域雇用創出特別補助金事業ということで、この屋外広告物の撤去について、処分の作業を徹底するといいますか、強化するということでお話がありますけれども、1点目は具体的にどのような体制で、どういうふうに事業を進められるのか。
 2点目は、目標値といいますか、目標これぐらいとかというようなものを考えていらっしゃるのか。
 3点目は、中でも大変目に余るような悪質なものについては、何か対応策といいますか、そういうものを講じるお考えがあるのか。
 この3つについて。

 

環境防災部主幹

 先ほどの体制のところで申し上げましたけれども、委託撤去週2回。これは通 年で年間どのくらいになるかといいますと、年間90回分でございます。今回たまたま緊急地域雇用の補助金がございましたので、そういったものを活用させていただきまして、これで年間150日分ぐらいを予定をさしていただいてございます。したがいまして、週2回が大体週5回ぐらいというところで、かなり強力にできるだろうというふうに考えてございます。
 そういった中でどのようにというところでございますけれども、それぞれ違法広告の実態を見てまいりますと、かなり地域的に多いところというのがあるわけです。具体的に申し上げますと、西葛西駅周辺ですとか船堀街道ですとか、どちらかというと葛西方面 。さらに都営地下鉄10号線の沿線というところが相当目立ちます。そういったところで、せっかくの臨時雇用の補助金でございますので、そういった重点地域に対して徹底をしてみようというふうに現在考えてございます。
 これに関しまして、目標値というのは非常に出しにくくて、本来はなくてゼロが一番いいんです。そういった部分で、目標値は特に考えてございません。とにかく街をきれいにしたいといったところが、あえて言えば目標ということでございます。
 それから、目に余る悪質なものでございますけれども、これは通常もそうでございますが、警察との連係というのをかなり最近とらしていただいてございまして、特に悪質な広告主に対して、警察の生活安全課の方から少し注意を促していただいたりと、そんな方向でやってございます。そういったところをさらに強化をしながらやっていきたいというふうに思ってございます。

 

川瀬委員

 ありがとうございます。本当に撤去しても撤去しても出てくるといいますか、いたちごっこのような感は残念ながらあるのは否めないということは事実としてあるんですけれども、やはり街の美観向上ということを考えたときには、ゼロになるまで、そういう心構えといいますか、そういう気持ちで一掃のために御尽力をいただければと。
 中でもやはりこういった悪質な場合には、やはり警察の方からの厳しいお話というのがかなり有効ではないのかなとは思いますので、警察との緊密な連係をおとりいただいて、一掃できるように御尽力をいただければと思います。
 次に、防犯の対策のことなんですけれども、小泉委員も今、お触れになりました。「広報えどがわ」にも出ましたこの記事については、先日も木村委員もちょっと触れられましたけれども、今、よく社会的にも言われているピッキング、それからひったくり、これについては随分多い。さっき小泉委員も触れられました、ここにもあります、本区でも1万7,000件のこういうような犯罪があって、江戸川区は大変不名誉ですけれども、大変多いということです。
 私は昨年に、地域の皆さんからのお話で、春江町の方でしたけれども、ピッキングについての対策の講習会といいますか何というか、そういうものを開いてくれないかということで、地域の皆さんからそういう要望があって、警察の方とタイアップを指定されている鍵の業者の方がいらっしゃいまして、その方に来ていただいて、ピッキングというのはこういうふうなことをするんだというのを現場で見せていただいて、その人はもちろんそういうことをしていないんですよ。取り締まる方の人ですから。そういうことで、有効な方法。例えば鍵を2つつける。上の方に一つつけるというのが大変有効だとか、鍵そのものの本体の姿はこういうのがいいとか、いろいろな大変貴重な意見をそのときに言っていただいて、地域の皆さん喜んでいらっしゃったということがあったんです。
 27日の新聞に──これは読売の夕刊ですけれども──ピッキングの話が出ていましたね。これは埼玉 県の朝霞市です。市民の方が自宅の鍵を交換したときに、上限5,000円の補助金を出すという、そういうふうな報道がありました。ここで本区もそのようにすべきだというお話をするつもりはありませんで、そうしてくれという話ではないんですけれども、それほどやはりピッキングというのが社会的にも問題になり、本区の中でもやはり問題になっているということが、現実としてある。そういうふうな認識に立って、こういうことを防ぐためのいろいろな情報というのをやはり区民の皆さんに提供してあげなければいけないのではないのかなと思うんです。
 そこで、ひったくりそして空き巣、ピッキングとか空き巣の最近の発生状況といいますか、この辺が一つと、それから2点目に地域的な特徴、今、広告物でもそういう話がありましたけれども、警察と3署管内ありますけれども、それぞれについて何か特徴的なものがあるのか、この2点について教えていただけますか。

 

環境防災部主幹

 発生状況につきましては、それぞれ警視庁の白書等で見ますと、実はピッキングというのは手口になりますので、統計的には出てございません。ただ、具体的な数字としての統計的には出ていないんですけれども、少し聞いたお話だけさしていただきますと、特に葛西方面 で、一昨年あたり相当ピッキングが増えまして、聞くところによると600件を超えた犯罪があったということをお聞きしていますけれども、それが鍵の取りかえですとかそういったものをかなり徹底をし、その結果 、私のデータはちょっと古いかもしれませんが、13年で約100件までいかない。100件が多いとか、いろいろな数字のとらえ方はあるとは思いますけれども、かなり減少しているというふうなことは聞いてございます。
 ただ、ひったくり自体が若干それぞれ3署増えているなということはお聞きしてございます。
 今回の座談会にも語られておりますけれども、それぞれどうも葛西方面 ではピッキング、減ってはおりましたけれども、新たな手口のピッキング等の都市型犯罪と警察では少し語っているようでございますが、そういったものが多い。小岩は逆にベランダですとか窓そのものを破って侵入してしまうという旧来型の、そういったものが多い。小松川管内というのは、どうもそれが混在しているんではないか、そんな感想を警察の方は言ってございました。そういった状況でございまして、特色はそういうことでございます。以上でございます。

 

川瀬委員

 ありがとうございました。このピッキング、そしてまた空き巣、それからひったくり、これについてはやはり警察の皆さんと本区との、そしてまた地域とのがっちりとした連係という、これがまず必要なことではないのかなと思うんですけれども、そういう意味では今回の「広報えどがわ」の企画は非常に私はいいと思います。区民の皆さんがこれを読んで、一つは警察がこのように頑張っていただいているということも身近に感じられるわけで、そしてまたその記事の中にあったいろいろな対策といいますか、そういうものもわかるということで、こういう企画は大変に大事なことではないかと思います。
 それから、ひったくりの防止ということになりますと、ここにもありますけれども、防護ネットというんですか、自転車の前のかごにつけるネット。お聞きしますと大体100円から200円くらいですか。それほど高くないもののようでありますけれども、かなり私はこれはすぐれものではないのかな、こういうふうに思うんです。そういう意味では、ここの中にありましたけれども、警察も何かのキャンペーンのときに採用されたということがありますけれども、本区でも何かキャンペーンのときには、グッズとして考えられるのであれば考えてみてもいいのではないかなと、こういうふうにも思います。
 それから、そういうことで今回「広報えどがわ」の企画というのは大変私はいいと思います。最後にお聞きしたいのは、今後こういうふうな企画、警察バージョンといいますか、こういう企画はお続けになるというふうにお考えなのかどうか、これをちょっと最後にお聞きをして。

 

環境防災部主幹

 今回の座談会というのは、一番冒頭に申し上げましたけれども、警察でもそれぞれの呼びかけをしたい、あるいは取り組みについて言いたいということで、いずれにしても単純に防護ネットーつとっても、防護ネットがありますよというよりも肉声で語っていただいた方が、それぞれ区民の方々に浸透するだろう、そんな思いで企画をさせていただいたものでございます。
 それぞれこれをシリーズでやるというのはなかなか芸がないという言い方はありませんけれども、インパクトがだんだん薄れるということもございます。ただ必要なPRというか、そういったものはタイミングを図って、警察あるいは広報と相談をしながらこれからもやってまいりたいというふうに思ってございます。

 

川瀬委員
 ありがとうございます。こういうような企画、大変有効だと思いますので、状況を見て、区民の皆さんにわかりやすいように、そういうような企画をしていただければと思います。終わります。
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