議会報告 REPORT

川瀬委員

 私の方からは、文化振興という観点からちょっとお話を聞かせていただければと思います。
 文化芸術振興については、我が党もかなり力を入れてやっておりまして、2001年、昨年11月30日に文化芸術振興基本法が制定されて、12月7日に施行されたということですけれども、今回の私どもの代表質問にも、区長の方からは「区民施設が充実しているので、今後もすそ野を広げ、質の高いものを広め、積極的に支援する。他の文化との交流もしていきたい」という大変前向きな、支援をしようというふうな御答弁をいただきましたけれども、ここで改めて本区の文化芸術に関しての振興策、そしてまた支援策、具体的な取り組みについてちょっとお尋ねをさせていただきたい。

 

小室文化課長

 御質問のとおり、区民の皆さんの多様な文化の活動というのが大変活発に展開されているところでございまして、文化振興につきましては私ども文化課だけでなくて、教育委員会でありますとか、区民施設公社でありますとか、さらに熟年カルチャーという点で福祉部等の施策でも、言ってみれば総合的に展開しているところでございまして、その支援策、振興策の中身と申しますと、大きく四つの柱に分けられるのかなというふうに思っております。
 一つは、区民の皆さんの文化活動を側面から支援するという施策で、例えば各種芸術・文化団体への助成でございますとか、文化行事、講座等の開催でありますとか、文化賞等の顕彰事業でありますとか、また芸術鑑賞事業等々でございます。2番目は、環境づくりということで区民施設の整備充実策でございます。三つ目は、国際交流、都市交流等、文化交流の推進。さらに四つ目は、伝統文化の保存活用策ということで、これらを大きな四つの柱として支援振興策を推進しているところでございます。

 

川瀬委員

 かなり広範にわたって御支援されているということですけれども、次に、本区内には数多くのサークルや文化団体があるわけなんですが、本区が承知されている文化団体の数はどれぐらいあって、そして、その団体の皆さんにどのような支援──今、少しその支援の話もありましたけれども、かなりいろいろ広範にわたって支援をされていると思うんですが、その辺をちょっと御説明いただけますか。

 

小室文化課長

 サークル、団体の数でございますけれども、大小さまざまなサークル、団体がございます。一部スポーツ等々、活動が重複しているところもあると思いますが、私ども把握しているのは4,500ぐらいあるだろうということでございます。
 支援策につきましては先はど申し上げたとおりなんですが、特にということであれば、例えば施設使用料の減額でございますとか、自主事業を行う場合の区の後ろ盾といいますか、後援名義をもっての支援というようなことを積極的に進めているところでございます。さらに、時には一部経費の直接助成ということで支援に努めているところでございます。

 

川瀬委員

 財政がかなり厳しい中でということはもちろんあろうとは思うんですけれども、こういう文化芸術振興にはやはり御支援をいただければと思うんですが、この話については個々に、例えば学校への補助教員の派遣制度、これもこの基本法に盛り込まれています。そしてまた、文化芸術、本区の文化工芸の振興という観点になると、これはやはり教育費ということになりますので、これはまたその節にお聞きしたいと思っているんですけれども、いずれにしましても、この殺伐とした今の社会状況の中で、今後、本区が心豊かな江戸川区というものを築くためには、やはり文化芸術の振興に本区として最大限の支援をするということが非常に今後とも大切なことではないかというふうに思いますので、ぜひその辺、文化芸術振興について格段の支援をよろしくお願いしたいと思います。
 もう一つ、関連しまして名誉区民像のことをお聞きさせていただきたいと思います。昨年の決持でももちろんお話がありましたけれども、名誉区民像のこれまでの経過と現況ですね、これが一つ。もう一つは、いつ完成するのか。この2点についてまずお聞かせいただけますか。

 

櫻田総務部長

 大変時間がかかっていまして恐縮でございますけれども、経過につきましては、御指摘、御意見いろいろありました、似ていないとかいろいろあったんでございますけれども、先生のああいう作風でございますので、芸術性の部分と、それから先代区長さんの個性という部分をどう胸像に反映させるかということで、今すり合わせをずっとしておりまして、工房が三鷹にあるものですから、毎月1回程度、こちらに胸像、頭の部分でございますけれども持ってきていただいて、私どもでいろいろ感想を言い合ったり、すり合わせをしております。今まで21回くらい下見をさせていただいておりまして、おおむねこの辺で大体調和がとれてきたのかなという段階に今達しておりまして、本制作に近々入りまして、それほど遅くない時期に御披露できるのではないのかなと思っております。現況は以上でございます。

 

川瀬委員
 いつ完成するのかという日取り、何月何日というわけにはいかんと思いますけれども、いつごろ、大体何月ぐらいというふうに。
櫻田総務部長

 今、下地をつくっている段楷で、これで例の漆の段階に入るということであれば、先生の今までのお話ですと3カ月ぐらい時間をいただきたいというところでございます。その辺で御推察いただければと思いますけれども、それほど遅くない時期に御披露できるのではないかと思っております。

 

川瀬委員
 3カ月ということになりますと、5月か6月かということじゃないのかなとは思いますけれども。
 この経過のところで御説明をいただきましたけれども、この話というのは大事な点は、除幕式を終わった後に、そして今、引き続きの作業に取りかかっていただいているということが現況としてありますけれども、それは本区の方からその先生にお願いして、もう一度ちょっとやってくださいというふうになったのか。そうではなくて、先生の方から要するにもう少しやりたいということがあって作業をしていただいているのか。この点については。
櫻田総務部長

 先生がかねがね言っていらっしゃったことは、区民に親しまれる胸像にしたいということでございまして、当然、除幕式の後、いろいろ私どもとお話しさせていただいて、先生の方から作品の完成度を高めたいという申し出がありまして、私どもも共感して一緒にやっていると、こういうことでございます。

 

川瀬委員

 昨年の決特でも区長もそのように答弁されていらっしゃいますけれども、これは非常に大事なポイントだと思うんですが、ここで二つお聞きいたします。
 一つは、除幕式を終わって、また引き続きの作業をしていただいておりますけれども、これについての報酬というんですか、作業を引き続きやっていただいていますので、これについてはいかがなんですか。報酬をお渡しするということになっているんですか。
 もう一つは、3カ月後ぐらいですか、完成したならば改めての式典というのはされるおつもりがあるんですか。

 

櫻田総務部長

 1点目の報酬の件でございますけれども、これは既に報酬はお支払いしているということでございます。ただ、あの作品の性質上、文化センターに設置した後も若干のメンテが必要だというふうに聞いていますので、この件につきましては相談させていただきたいと思っております。
 それから、2点日の式典につきましては、確かにこれだけ長い時間かかっているわけでお待たせしているということでもございますが、既に除幕式というのは終えているところでございまして、現時点ではそういう予定はしておりません。ただ、胸像設置の日程等が具体的になりましたら丁寧なお知らせはしていきたいと思っております。

 

川瀬委員
 先生からの御意向で引き続きの作業ということであれば、これは大変結構だと思うんです。私、思いますのは、芸術家の先生、大変御高名な漆の技法の第一人者のアラカワ先生という先生にお願いしているわけですから、似ているとか似ていないというふうな観点でもって、先生もう一度その作業をしてくださいというのは、非常に失礼千万な話で、と私は思うんです。本区の方からそういう話をしているわけではないということなので、先生からの、ぜひ作業を続けたいという御意向があるわけですから、これは大変結構なお話で安心いたしております。一日も早く見事な像を完成していただいて設置していただけるように希望しまして終わります。
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