江戸川区は本年４月から、全小・中学校１０６校で全国初の「読書科」が始まりました。

「読書を江戸川の教育の柱に！」とこれまで訴えてきましたが、実現して大変嬉しく思います。小松川小学校は、この「読書科」の研究校として大変頑張っていると聞き、６年生の研究授業に出かけていきました。まず、校内の読書環境が大変すばらしく工夫されていて感激しました。中心となる学校図書館は入口付近から入りたくなるようなアプローチの工夫があり、中のレイアウトや飾り付けは子どもたちを本の世界へ誘う図書館でした。低学年の絵本コーナーを別室に設け、紙芝居ができる工夫もありました。

２階には廊下の一角に読書コーナーが設けられて、リサイクルの畳の腰掛椅子にすわって本が読めるスペースがとてもいいなと思いました。また、主事さんの手作りのブックエンド、先生方の読み聞かせが選べる読書バイキングのお知らせコーナー、決められたページを読むとおすすめカードが貼れる本咲き山コーナーなどなど各所にちょっとした仕掛けや工夫がちりばめられていました。

６年生の授業は調べ学習のテーマに沿ってインターネットではなく、あくまで「本から調べ、友達に発表する授業でした。子どもたちは真剣にまた楽しそうに集中して作業し、友達の発表も落ち着いて聞いていました。

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