長年、地域で高齢者の居場所作りを推進してきたＮＰＯ法人「なぎさ虹の会」の活動を見せていただきました。南葛西なぎさニュータウン自治会の「なぎさ助け合いの会」から始まり、１０年の活動の積み上げは大変なご苦労があったことと思います。しかし、暖かな居場所で救われた高齢者の方々がたくさんいらっしゃったであろうと思われます。「なぎさ虹の家」のミニデイでは、たくさんの高齢者の方々が楽しそうに催し物に参加したいました。また、街なかのコミュニティカフェ「虹の空」は３年目、高齢者や認知症の方、障がい者の方が気軽に立ち寄れる場所として親しまれています。 これから、一人暮らしの高齢者や高齢者夫婦のみの世帯がますます増えていくであろうと言われている中で、地域の中での支え合いは大変重要になってきます。行政だけでなく、地域住民の方々の力を借り、「なぎさ虹の会」のようなボランティアの皆さまのアイデア溢れる支え合い活動が区内のあちこちで展開されることも大事なことだと考えます。行政は、財政面も含め安定した活動ができるよう側面からの支援も必要だと考えます。地域包括ケアのシステム作りに大変重要な示唆をいただきました。これからしっかりと議論を深め、江戸川らしい具体的な施策を推進してまいります。

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