品川区の小中一貫校を視察してきました。品川区は小中一貫教育を全区展開しています。今年１０年目を迎えるそうです。今回は開校２年目の施設一体型一貫校の豊葉の杜学園に行ってきました。豊葉の杜学園は、３３学級児童生徒数９４２名で１年生から４年生、５年生から７年生、８年生から９年生という学年団に分かれています。新しい校舎は採光に優れ、中庭の芝生や温水プール、ゆとりのある廊下や教室に子どもたちの元気な声が溢れていました。２つの小学校と２つの中学校が統合され、教職員の共通理解にはご苦労があったでしょうが、毎朝の各学年団の責任者の打ち合わせで努力しているそうです。
同敷地内にある幼稚園や保育園との交流もあり、地域に開かれた学校として今後めざましく発展していくであろうと思われます。中１ギャップには相当の成果があると思います。施設一体型が一貫校としてはやはり理想だと思います。江戸川区も学校の統廃合の時期を迎えていますが、今後様々な角度から小中一貫については議論していきたいと思います。

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