【福岡県】

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【広島県】

福岡県では、「７０歳現役応援センター」を設置し、働きたいという元気高齢者の方々と働く場のマッチングの橋渡しをしています。主に男性の方々の登録が多く、７割。そのうち５割近くの方が職場を得ています。元気な高齢者が仕事を持ち、地域で活躍するために必要な手立てだと実感しました。江戸川区でも同じ課題を抱えています。

広島県では、各地域で実情に合わせた地域包括ケアシステムが展開されています。中でも、地域包括ケアシステム発祥の地である尾道市のみつぎ病院の現況は、大変すばらしい医療・介護の連携が構築されている姿に驚きました。人口動態は都市部との違いはありますが、コンパクトな生活圏域に全ての施設がそろい、在宅と施設と病院と必要に応じて行き来でき、安心して最後まで生活することができる「みつぎ方式」は、まさしく理想の姿です。様々な専門家、いわゆる医師や看護師、保健師、ケアマネージャーなど多職種連携が統合まで築き上げられていること、全て医療や介護や役所の手続きがワンストップでできるということ、これは目指すべきシステムです。

江戸川区も、江戸川区ならではの地域に即した地域包括ケアの構築を着実に推進していかなければなりません。来るべき超高齢社会が幸多き「幸齢社会」になるよう、頑張っていきたいと思います。

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